<写真>スピッツ スピッツが、9月14日(土)、神奈川・横浜・赤レンガパーク特設会場にて野外ワンマンライヴ「スピッツ 横浜サンセット2013」を開催した。
 1997年8月に実施された「THE GREAT JAMBOREE '97 IN KOIWAI “みちのく夕焼け兄弟”」以来、およそ16年ぶりとなった今回の野外ワンマンライヴ。2010年より「新木場サンセット」と題し東京・新木場STUDIO COASTでライヴイベントを行ってきた彼らが、今年は横浜・赤レンガパーク特設会場に場所を移し、開催されることとなったものだ。
 約16年ぶりの野外ワンマンライヴということもあり、横浜・赤レンガパークに作られた特設会場には、まだ残暑も厳しい昼間から多くのファンが詰め掛け、開演時間には1万5千人の観客が集結。野外の会場ながら辺りには熱気が立ち込めていた。
 陽がちょうど落ちかけた頃、メンバーがステージに登場。草野マサムネが「今日は横浜サンセットへようこそ!最後まで精一杯やりますのでよろしくお願いします」と挨拶すると、会場からは大きな歓声と拍手が沸き起こり、オープニングの「恋のうた」から大きな盛り上がりを見せていた。
 「スピッツを結成して今年で26年。こうして、バンドを続けられて、こんな大勢の方の前で歌えて、幸せです。ありがとうございます!」とこの日を迎えた心境を語った草野。
 この日は、9月11日にリリースされたばかりのニューアルバム「小さな生き物」収録曲でライヴ初披露となった「小さな生き物」や「さらさら」、ヒット曲「チェリー」や「渚」など、計23曲を披露したスピッツ。海を真横に臨む会場で、夕暮れから夜へと変化していく空をバックに、潮風が吹き抜けるという最高のロケーションの中、スピッツの奏でる音楽と、草野マサムネの歌声が響き渡るという贅沢な時間に観客は一様に酔いしれていた。
 そして、MCで「今日のセットリストを考えた時、偶然なんですけど今まで全14枚のアルバムを網羅することになりました」と語られた通り、この日のセットリストは、これまでスピッツがリリースした14枚全てのオリジナルアルバムから曲が選ばれるという、ファンにとっては垂涎のものであった。
 「この日を目標に頑張ってきたから、明日からどうやって行こうかと思います。本当に楽しかったです。ありがとうございます」と語り、会場の笑いを誘った草野マサムネ。また、DRの﨑山は「春先に、この会場でやることが決まってから、一人でどんなところかなと来てみたんです。すごくいい感じの公園で、ここでやったらどうなるんだろう、風が吹いたら気持ちいいだろうなと思っていましたが、想像以上にいいライヴになりました」と、この日の感想をコメントしていた。
 「このままツアーも頑張りますので、よろしくお願いします!」と意気込みを語った通り、11月からはニューアルバムを引っ提げた全国ツアー『SPITZ JAMBOREE TOUR 2013-2014 “小さな生き物”』がスタート。ファンならずとも今後の活動から目が離せなくなりそうだ。