<写真>トータス松本 8月31日(土)、トータス松本の地元である兵庫県・播磨中央公園で行われる野外イベント「歌う!!トータス松本風速MAX」が行われ、チケットはSOLD OUT。約1万人のファンが播磨中央公園に集結した。
 2010年より開催しているこのワンマン野外ライヴは、ウルフルズが活動休止を発表し、トータス松本のソロプロジェクトが始まってからスタートしたイベントで、今年で4回目を迎える。夏に大きな催しをしたいと考えた時に“生まれ育った故郷”を思い出したことがこのイベントをスタートするきっかけだった。“故郷を元気にしたい” “地元の人々が更なる一歩を踏み出すきっかけになれば…” そんな想いを抱き、毎年行っている。今年も地元の店が多数出店。その中でも地元の名産である黒田庄の黒田庄和牛を使用した人気の商品“トータス丼”は完売してしまった。
 第1回目は2010年8月28日に行われた「歌う!!トータス松本伝説」、2回目は2011年8月27日に行われた「歌う!!トータス松本烈伝」、3回目は2012年8月25日に行われた「歌う!!トータス松本烈風」。そして、4回目となる今年は「歌う!!トータス松本風速MAX」と名付けられ開催された。伝説⇒列伝⇒列風…と一文字ずつ継いでタイトルをつけてきたが、「風」を用いたワードは「風速」しか思いつかなかったそう。但し「風速」だけだと歯切れが悪いということで、色々考えた末、スタッフからのアイデアで「風速MAX」というタイトルになったという。
 台風上陸という予報でイベントの開催自体が心配されたが、無事に開場。朝から曇り空で、いつ大雨が降り出してもおかしくない天気…。そんな心配が的中したのか、開場した途端に大雨が降り出した。会場に集まった1万人のファンはレインコートに身を包み、トータス松本の登場を待った。そして!!いよいよライブスタート!!奇跡的にライヴがスタートした途端に雨が止んだ。
 地元の播州織で作ったというシャツにタキシード風のジャケットを着用。バシッと決めたスーツ姿で登場した。今年のオープニングもトータス松本の母校である、黒田庄中学校校歌からのスタート(毎年、恒例となっている)。黒田庄中学校の吹奏楽部の演奏で校歌を熱唱した。
 続いてアッパーなナンバーである「明星」で会場のテンションも一気に上がると、先ほどの雨が嘘のように、晴れ間がさした。次々と惜しみなく楽曲を披露し、ウルフルズのナンバー「借金大王」「サムライソウル」で会場も更にヒートアップした。MCでは「台風の影響を本当に心配していた」と語りつつ、“風速MAX”というタイトルが悪かったんじゃないか?“晴天MAX”にした方が良かったんじゃないか?と母親からメールが来た(笑)と明かした。
 ライヴの中盤ではメインステージから、中央ステージに移動。弾き語りコーナーでファンを沸かせた。トータス松本ソロ第1弾のシングルとなる「涙をとどけて」ではファンが息を飲んで聴き入る姿も。そんな弾き語りコーナーは「ええねん」で締めくくった。
 そしてまたメインステージへ移動!!「ブランコ」を熱唱し、芝生エリア後方まで人があふれかえった会場は、熱気で包まれていた。陽も落ちてきて、ステージの照明と客席の1万本のサイリウムの光が幻想的な空間を生み出していた。このイベントの醍醐味の一つとして、日中から日が暮れるまで次第に空の色が変化し、会場の雰囲気が少しずつ変化していく様子も楽しむことができる。
 今回は昭和の名曲をカバーする企画も用意し、「いつでも夢を」「勝手にしやがれ」を次々と披露。ファンを沸かせた。トータス松本が学ランを来て歌うシーンも!!「暑い!!」と汗だくになりながらのパフォーマンスとなった。完全に陽も落ち会場が真っ暗になると、更にサイリウムの光が際立ち、その光で会場が埋め尽くされていた。カバーコーナーから本編へと戻ると、いよいよトータス松本のアッパーチューン「クリア!」のパフォーマンス。ファンも手を挙げ声を上げて歌った。再び、中央ステージに行き、1万人のファンに囲まれる中「笑ってみ」を熱唱。1万人の大合唱となった。いよいよクライマックス。メインステージに戻り、「生まれ変わっても」「笑えれば」でエンディングを迎えた。
 鳴り止まない「トータス!!トータス!!」コールの中、浴衣姿で登場したトータス松本。昭和の名曲をカバー企画のラストを締めくくる「YOUNG MAN」のカバーで会場を温めた後、いよいよ!!今回のサプライズゲストを呼び込んだ。「ミスタースマイル!!ウルフルケイスケ!!」と、活動休止中のウルフルズのギタリストである“ウルフルケイスケ”が、トータス松本とお揃いの浴衣で登場した(この日のために作ったオーダーメイドの浴衣だそう。)活動休止を発表してから、この2ショットは実に4年ぶり。ファンにとってはたまらない光景だった。会場は割れんばかりの大歓声が。「うそー!?」という声や「キャー!!」という歓声が飛び交った。
 「ケーヤンのこのギターと言えば、この曲しかないやろ!!!!!」とウルフルズのヒット曲である「ガッツだぜ!!」を披露。会場は大歓声の渦に包まれた。今度は「トータス!ケーヤン!」のアンコールが鳴り止まない中、Wアンコールで再びトータス松本がステージに登場。「ストレイト」、そして最後にファンの中で特別な1曲になっている名曲「ミュージック」を歌い上げ、アンコール含め全26曲をパフォーマンスし、ライヴは終了した。最後には花火が打ち上げられ、夏の終わりにピッタリな演出となり、感動の幕を閉じた。