演歌歌手の藤圭子さん(62)が22日、亡くなった。各紙が報じたところによれば、藤さんは22日朝7時頃、都内のマンションの敷地内で倒れているところを通行人が見つけ、病院に搬送されたが間もなく死亡が確認された。関係者の話では、13階に住む30代の知人男性の部屋から転落したもよう。遺書は見つかっていないものの、現場の状況から飛び降り自殺したとみられる。

 藤圭子さんは1951年7月生まれ。岩手県一関市で出生し、北海道旭川市で育った。1969年9月に「新宿の女」でデビューを果たすと、翌年発表した「圭子の夢は夜ひらく」が77万枚を売り上げる大ヒットを記録。その年の第12回日本レコード大賞で大衆賞を受賞。第21回NHK紅白歌合戦にも初出場を果たした。

 私生活では、1971年に演歌歌手の前川清と結婚するも翌年に離婚。芸能界一時引退を挟み、1982年に宇多田照實と再婚。83年には長女の宇多田ヒカル(現歌手)を出産した。夫ともに自主レーベルを立ち上げるなど公私ともに充実した日々を送っていたかのように思えたが、2007年に離婚。紆余曲折の人生を送った。