DJ KAORI PCとインターネットが個人の手にわたり、コミュニケーションのあり方が変化し、社会のスピード感が加速していったあの頃、90年代がにわかに注目を集めている。
 そんな中、累計370万枚ものMIX CDを売り上げ、長年にわたり世界中のセレブ達が集うパーティでプレイしたり、またテレビ番組のMCを担当するなど、世界一のフィメールDJであり、女性たちのファッションリーダーでもあるDJ KAORIが、新たなMIX CDをリリースした。タイトルは「DJ KAORI'S JMIX classics」。90年代から2000年にかけ、日本の音楽シーンを席巻したクラブミュージックの楽曲を集めた一枚だ。
 DJ KAORIはこのリリースにあたり「以前、私がプロデュースした、May J.さんの『Garden』はオリジナルが、Sugar Soul feat.Kjのヒット曲で、90年代の日本のクラブミュージックを代表する一曲だったんですね。当時、私はニューヨークで暮らしていたんですけど、向こうにいても話題になるほど、この時代は日本の音楽がワールドワイドに花開いた時期。グッドミュージックも多いし、それらを、いま改めて聴くのは面白いんじゃないかって思ったんです」とコメントを寄せている。
 収録されるのは、小沢健二feat.スチャダラパーの「今夜はブギーバック」、Sugar Soul feat.KJ「Garden」、MISIA「BELIEVE」、bird「SOULS」などをはじめ、UA、DOUBLE、嶋野百恵、UNITED FUTURE ORGANIZATION、オリジナル・ラヴ、フリッパーズギター、電気グルーヴらによる珠玉の名曲たち。ヒップホップやR&B、いわゆる“渋谷系”、ジャズ、テクノ……音楽的にも実にさまざまだ。30代には懐かしく響き、10~20代には新鮮に聴こえるであろう名曲が満載の一枚に仕上がっている。
 クィーン・オブ・DJとしてトレンドをリードするDJ KAORIが、90年代をテーマに選曲したこのアルバムが売れているということは、まさに90sブーム到来の象徴と言ってよい出来事だろう。
 また、現在、本人のインタビューを交えた「DJ KAORI’S JMIX classics」の特設ページが開設中。ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。