et-20111013-02.jpg いよいよ今週全世界で発売されたビョークのニュー・アルバム 『バイオフィリア』。
 『バイオフィリア』はマルチメディア・プロジェクトであり、スタジオ・アルバム、アプリ、新しいウェブサイト、そしてカスタム・メイドされた楽器、ライヴ、教育的なワークショップから構成されている。
 その構成要素のひとつであるアプリのすべてが遂に販売された。ビョークのオフィシャルYouTubeチャンネルでは、アプリの映像が公開中。
 そして、もうひとつの構成要素であるライヴがビョークの故郷アイスランドで本日より、10月末まで実施される。ライヴの期間中は、教育的なワークショップも実施される予定であり、そして、ライヴ内では、このプロジェクトのために製作されたカスタム・メイドされた楽器を間近に見ることができる。
 これらの楽器を創ったチーム中にはイギリスの発明家や、アイスランドのオルガン職人、MIT Media Lab卒業者等がいる。これらの楽器の中には4つの3mの振り子ハープが含まれており、振り子の揺れでストリングを引っ張るという動作により、楽曲の重力という題材を描写する。その他Sharpsichordという3mの巨大手押しオルゴール、midiによってコントロールされているパイプオルガン、セレスト(ブロンズで出来たガムラン・バーで出来たもの)、ツイン・ミュージカル・テスラコイルなど。テスラコイルは、「サンダーボルト」のベースラインとして使われている。
 ビョークと、楽器類、そして合唱団が中央ステージに、そして観客のためのエリアは、カスタムメイドされた楽器と、ステージを囲むように設置されており、まさに、ビョークという銀河系を囲むような形。青とオレンジで彩られた衣装は、今作のテーマとなっている「テクノロジーと自然」の自然の部分を表したかのようで、まるで地球のようにも感じられる。
 タッチ・スクリーンという最新の技術を取り入れ、自然を自発的に感じるように作られたビョーク流自然科学『バイオフィリア』、そのすべてを日本でも体験する日が来ることを祈りつつ、
 まずは、フルで発売されたアプリと、そのアルバムを体験して欲しい。