ビョーク アイスランド出身のシンガーソングライター、ビョークさん(45)のニューアルバムが日本先行で発売となった。ビョークさん自身によるプロデュースである今作は、日本先行発売されたCD形式以外にもアプリでの展開も行われている。
 今回のプロジェクトは“パンクDIYの理想”への回帰である、前作『ヴォルタ・ツアー』の間にタッチスクリーンから興奮感を得たことがきっかけ。プログラミングの最中には、iphoneとラップトップを融合させた機械が発売されることも耳にしていたらしい。
 ビョークさんは「タッチスクリーンって、例えばフルートを握ったり、ピアノを弾いたり、ドラムを叩いたりといった行為にすごく似ているのよ。手で触れることで操作するというのは、全く違うセンセーションを与えてくれる。そして、全く異なる選択を促すの。なぜって、歌いながら同時に操作して曲を作ることが出来るから、よりエモーショナルで、自分のフィーリングに直結させられるのよ」と話し、iPhone/iPadこそが今回のアルバムにとって自然のフォーマットなのだと語っている。
 『バイオフィリア』のアプリは、10のアプリの集まりとなっており、1つ1つがアルバム収録のそれぞれの楽曲のために作成されていて、これらのアプリは、宇宙進化の中心となる‘mother アプリ’を通して、利用できるようになっている。CDでは感じられないタッチスクリーンだからこその世界観を感じることが出来る。
 常に時代の最先端を駆け抜ける彼女が提示する新たな試み。世界に先駆けて、発売となったアルバム『バイオフィリア』をCDとアプリの両方で楽しむ、というのも新しい音楽の感じ方になるかもしれない。