KAIKOO*BLLR 日本でも随一のオルタナティブイベント「KAIKOO」を主催するDJ BAKU、通称ケイボンことKILLER BONG、今春惜しまれながらも解散した元Cro-MagnonメンバーによるREBEL 7、相模原から発信するリアルストリートラッパーNORIKIYO、新宿拡声集団MSCメンバー漢&TABOO1、若手ながら実力はお墨付きのEccyなど、国内ヒップホップアーティストが異色のコラボレーションを繰り広げるイベント「KAIKOO*BLLR vol.1」が17日に、渋谷clubasiaで始動する。
 「BLLR」とは、BEAT(ビート)、LIVE(ライブ)、LIFE(生き方)、REMIND(思い起こす)の頭文字で、「良質なライブはリマインドされ記憶に残る」ということを意味している。普段なかなか体感することのできないセッションやコラボレーション、さまざまなスタイルが交差し、きっと新たな音楽と出会えるという内容で贈られるこのイベントは、「KAIKOO=邂逅(人と人とが巡り会う)」をずっと続けてきたDJ BAKUおよび所属レーベルPOPGROUPの原点を体現している。
 メインフロアでは、DJ BAKUとTHINK TANKのメンバーBABAが1MC、1DJというスタイルで、未来形のダブを模索するハイブリッドダブセットを披露。同じくTHINK TANKのメンバーであるKILLER BONGとJUBEの二人は"THE LEFTY"名義で、蛍光灯を素材としたインスタレーションで空間を掌握する美術家、伊東篤宏(OPTRON)と全身美術家/全身音楽家、山川冬樹と対決。誰も予測できないガチンココラボが実現する。
 そして、Cro-magnonのメンバー、大竹重寿と金子巧が結成したインプロビゼーションユニットREBEL 7が満を持してライブデビューし、声量と音圧で圧倒する重量級ヒューマンビートボクサー太華とセッションを披露する。
 新宿拡声集団MSCの中心人物である漢とTABOO1は、盟友DJ BAKUとのユニット"ILL BROS"名義で登場。神奈川/相模原からはSD JUNKSTAからNORIKIYOとBRON-Kが参戦し、DOWN NORTH CAMPからはISSUGI、仙人掌、Mr.PUGの3MCによる"MONJU"が「KAIKOO」初ライブを繰り広げる。
 サブフロアではユニークなベースサウンドでm-floの☆Taku Takahashi等からも認められるBROKENHAZEとEccyの2人が共演。またファッション界と音楽界を自在に行き来するFys aka BINGOと、旧来のヒップホップの枠に収まらないユニット、レオパルドンのGUNHEADが異色コラボ"HABANERO POSSE"を実現。ブレイクビーツ、ダブステップ、ブレイクコアなどさまざまなジャンルのダンスミュージックで、絶え間なくフロアを揺らす。
 当日会場では、このイベントの実現を記念してリリースされるコンピレーションCD「BLLR VOL.1」を販売。毎回新たな組み合わせで、何が起こるかわからないワンナイトオンリーのセッションを収録した2枚組CDアルバムを、500セット限定でリリース。今回の内容は、DJ BAKU × BABAのライブ音源「HYBRID DUB」、DJ BAKU × 漢 × MC FREEZのライブ音源「C2C HYBRID B-BOY Kumamoto→Fukuoka」 が収録。どちらもこれまでライブ現場でしか聴くことができなかっただけに、貴重な音源となっている。ジャパニーズヒップホップファンならマストでチェックしてほしい。
 このイベントに向けて、DJ BAKUからの意気込みが綴られたメッセージが届いているのでご紹介したい。
 DJ BAKU 僕の所属しているPOPGROUPの主催するイベント「KAIKOO」が2010年の晴海を機に野外フェス規模で、とても大きいイベントに成長しました。僕らのルーツは深夜のクラブで400~800人というお客さんたちと一緒になって定期的に開催していた「KAIKOO」。野外フェスティバルとして1万人規模での観客を動員した「KAIKOO POPWAVE FESTIVAL'10」のような、広大な野外での楽しみ、そして数百人規模で、より出演者と近く、室内での空気感、臨場感を味わう楽しみ、この深夜のクラブイベント「BLLR」はまさに「KAIKOO」のルーツを体験できるイベントといっても過言ではないです。
レアな組み合わせ、普段はできないようなライブを積極的に続けていくために、毎回その日行われたライブを音源としてパッケージしてリリースしていく予定!このイベントが貴方の貴重な経験となって、血となり骨となっていったら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。