【ロサンゼルス24日PRN=共同JBN】ロック界のクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング、ジャクソン・ブラウン、ボニー・レイット、ジェイソン・ムラーズ、ドゥービー・ブラザーズ、トム・モレロ、ジョン・ホール、喜多郎、ジョナサン・ウィルソン、スイート・ハニーのほか特別ゲストが8月7日夕、米カリフォルニア州マウンテンビューのショアライン・アンフィシアターでチャリティーコンサートのために集結する。コンサートの収益は、日本の大災害復興を支援する「ミュージシャン・ユナイティッド・フォー・セイフティー・エナジー(MUSE)」および非核の安全な代替エネルギーを推進する世界中の組織に贈られる。スポンサーのバンテージポイント・キャピタル・パートナーズ(VantagePoint Capital Partners、http://www.vpcp.com)はエネルギーの革新と効率化を支援する世界的な有力投資企業である。
ショーは午後3時から始まる。10歳以下の子どもは、大人のチケット1枚につきローン(芝生)席が無料。チケットは6月27日午前10時からライブネイション・ドットコム(Livenation/com)、チケットマスター(Ticketmaster)直売店で発売され、電話1-800-745-3000でも受け付ける。予約席は99・50ドル、50・00ドル、35・00ドルの3種類で、一般入場席のローンチケットは19・50ドルと適用税である。スペシャルゴールドとスペシャルシルバーの席はグアカモール・ファンド(Guacamole Fund、http://www.guacfund.org)を通じて入手できる。
ジャクソン・ブラウンは「フクシマの惨事は日本だけのことではなく、世界にとっての災禍である。われわれは文化境界、政治、世代境界を乗り越えていま結集し、われわれのエネルギー消費の形態を変革し、人類が直面する問題への解決策を模索することを呼び掛ける。われわれは日本国民と非核の未来を信じる世界中の人々とともにある」と語った。
改革を進める21世紀企業に資金提供する世界リーダーのバンテージポイント・キャピタル・パートナーズのマネジングパートナーであるアラン・ザルツマン氏は「太陽エネルギー装置、次世代の風力タービンからエネルギー効率のよいLED照明、電気自動車に至るまで、われわれは技術革新がわれわれにとって最重要なエネルギー需要を解決すると考えている。われわれは今回のコンサートに参加する多くのアーティストと一緒になって日本の大災害支援への募金を集めるとともに、賢明でクリーンなエネルギー・ソリューションを見出すことを呼び掛ける」と語った。
チャリティーを行うことを決めたのは、日本の福島第1原子力発電所で複数のメルトダウンを引き起こすきっかけとなった2011年3月の大地震と津波の直後だった。ショアライン・アンフィシアターが選ばれたのは、環太平洋に近く、北カリフォルニアの歴史と日本との深いつながりがあることに加え、カリフォルニア州沿岸にある原発が福島原発と同方式で使用済み燃料を格納しているためである。コンサート開催日は、原爆が広島(1945年8月6日)と長崎(1945年8月9日)に落とされた記念日の間になる。
グラハム・ナッシュは「MUSEは素晴らしいショーであるだけでなく、人々が原発の抱えるとてつもない危険性をより認知する引き金になることを希望する。われわれは正確で真実の情報を提供されるようにしなければならない。その情報によって人々が行動を起こすことがきるようになる」と語った。
ボニー・レイットは「われわれはオリジナルMUSEチームの数人を呼び戻してMUSE2のために新たな若いアーティストとコラボレートできるので、すぐにも日本の復興支援と募金集めに加えて非核問題への認識を高めることができるのは大変ラッキーである。今回の重要で真の意味での共同努力に参加できることを大変うれしく思う。今回はとてもスペシャルで、これまでにはないイベントになる」と語った。
オリジナルのMUSEを実行したドゥービー・ブラザーズのパット・シモンズは「われわれは多才な多くの友人と再会するのを大変喜んでいる。彼らは皆、壊れやすい地球の安全と持続的将来を心配している。当面のイベントはわれわれ人類の生存の転換点に立たせることになる。強引な企業電力構造によってもたらされるエネルギー生産の現行コースに取って代わる方策を考慮すべき時代である。われわれは日本の友人を支援する基金を募るため集まり、人類による不注意な核エネルギー利用と自然の予測不能によって、耐えることを強いられた惨事から立ち直ってもらいたい。これらの努力を通じて、われわれはまた直面しなくてはならない挑戦と、より安全で核のない将来に向けて移行することに共有する重要な責任について、一般大衆の関心を呼び覚ましたいと望んでいる」と付け加えた。
コンサートステージは太陽エネルギー、バイオディーゼル、風力技術を使うクリーンな代替エネルギー源による統合システムを電源とする。エネルギーを節減するショー向けのGRNLite LED照明はバンディット・ライト社(Bandit Lites)寄贈の装置を用意し、シューベルト・システムズ社(Schubert Systems)は音響装置を寄贈した。さらに、ショアラインは米国では最大のグリーン認証済みコンサート会場であり、グリーン・ミュージック・グループの創立メンバーである。一つの目標は、コンサートがほかの地域のミュージシャンを鼓舞して、安全な代替エネルギーを採用、推奨するとともに震災救済努力とさまざまなグループすなわち地方、地域、全国、国際的に進められる非核プログラムと活動に対する基金を募るショーを組織してもらうことである。
ジョン・ホール(ミュージシャンであるとともにニューヨークからの米代表だった)は「日本がフクシマでメルトダウンを抑制するため奮闘し、ミズーリ州の洪水の上にネブラスカ州のフォートカルフーン原発が原子炉と使用済み核燃料を守るため努力している時、われわれはもう一度重要な選択肢に向かい合う。一国としてわれわれはクリーンで再生可能なエネルギー源に投資するべきか、それともわれわれの地球を住めなくする汚れた、致命的な古い技術を補償し、支援するため納税者の金を使い続けるのか?」と語った。
ジェイソン・ムラーズは「ニュース・サイクルが福島の災害から別のものに変わるにしても、これは長期にわたり影響を与えるだろう新たな巨大な世界的エネルギー災害である。私はこの目を奪うショーの一部となり、日本のそれを支援するだけでなく安全かつクリーンな代替エネルギーへの関心を呼び起こすことになれば喜ばしい」と語った。
日本のミュージシャンで、多数の楽器を演奏する喜多郎は「世界から日本を支援してくれるすべての人々と互いに助け合うすべての日本人に」感謝する一つの方法として今回の提案に参加した。喜多郎はさらに「今や原子力の替わりとなるクリーンなエネルギーへの転換を考慮する時期である」と付け加えた。
詳しい情報は以下のサイトを参照。
 http://www.musiciansunited4safeenergy.com and http://www.nukefree.org