et-20110616-02.jpg Hilcrhyme(ヒルクライム)の全国ツアー『MESSAGE TOUR 2011』のファイナル公演が13日、東京・TOKYO DOME CITY HALL(旧・JCBホール)で開催された。
 東日本大震災の影響により2カ月半ほど延期されたこのライブ。待ちに待ったこの日に約3000人のファンが集結し、ライブのスタートをいまや遅しと待ちわびていた。
 オープニングでは、ステージ上段からTOCさんが飛び出して登場。ドラマの主題歌としてヒットした「ルーズリーフ」など、のっけからテンションを上げるナンバーで客席を盛り上げた。
 「My Place」では、会場から自然と大きな「お帰り!!」という掛け声が起こり、その声にTOCさんも「東京、ただいま!!」と応えていた。
 『MESSAGE TOUR 2011』と題されたこのツアーにちなんで、ライブに訪れたファンから実際に「MESSAGE」を募集して、それをHilcrhymeがステージ上で読み上げるコーナーや、ツアーファイナルということで、TOCさんが「ステージを私物化するのは好きじゃないんだけど、3分だけ時間を下さい」と前置きをして、全国ツアーを支えてくれた沢山のスタッフに対する感謝の「MESSAGE」を伝える場面も見られた。
 また、全国22カ所全ての会場で、オーディエンスと直接対話をしようという試みも実施。横浜から足を運んだというカップルに、デビュー曲「純也と真菜実」の一節を名前の部分をカップルの名前に変えてプレゼントするという嬉しいサプライズプレゼントもあった。
 この日のライブでは、「大丈夫」や「トラヴェルマシン」を含む計22曲を熱唱した。このツアーの最中に書き上げたという「春夏秋冬」のアフターストーリーを披露するなど、サービス精神旺盛なステージを展開。Hilcrhymeらしい切なさ溢れるバラードから、会場全体がジャンプで揺れるようなアップチューンまでを取り揃え、最後までオーディエンスを魅了した。
 アンコールでは、22日に着うたフルの配信がスタートする「人は独り」だからこそ側にいる人を大切に思う。と歌う新曲「no one」が披露され、Hilcrhymeらしい壮大なバラードナンバーに、観客は一様に酔いしれていた。
 TOCさんは「まだ全然終わりたくないって気持ちがすごくあるツアーです。大震災があって、本当に中止になるかと思ったけど、こうやって今日を迎えられたのは、チケットを持って来てくれたみんなと、スタッフのお陰です」とコメント。ライブの最後には、長い間客席に向かって深々と頭を下げていた。
 8枚目のシングルとなる「no one」の着うたフルの配信を22日に、CDのリリースを29日に控えるHilcrhyme。彼らの2011年は、ここからさらに加速することになるだろう。