[写真]復帰した中島美嘉

復帰した中島美嘉

 両側耳管開放症の悪化を理由に昨年10月下旬から音楽活動を休止していた、歌手の中島美嘉(28)が28日、約2年ぶりとなるツアーを名古屋センチュリーホールからスタートさせた。

 同ツアーは全国25都市32公演を巡り、約10万人の動員を見込んでいる。復帰公演となる今回は全19曲を熱唱し「一曲一曲心を込めて歌います。皆さん最後まで楽しんで行って下さい!」と涙ながらに復帰宣言した。

 今ツアーからメンバーを一新し、ロック・フィールドで活躍中の元BEAT CRUSADERSのギターリストのカトウタロウ、元bonobosのパーカッショニスト松井泉ら若手メンバーを迎いれ、パワー全開のステージで本格再始動した。

 オープニングから観客総立ち大声援の中、本人登場、ヒット曲を熱唱した。オープニングMCでは元気よく「皆さん、こんばんは!中島美嘉です!一曲一曲心を込めて歌います。皆さん最後まで楽しんで行って下さい!」と挨拶し、ファンからは「お帰り~」の大声援を受けた。

 ライブでは数々のヒットナンバーや話題の楽曲「Dear」を含む全19曲を熱唱し感動を与えた。

 アンコールのMCでは「これを歌うと終わっちゃうから歌いたくない」と笑いながら話し、しばらく客席とのやり取りが続いた後、会場から「10周年おめでとう」と声がかかると感概深そうに「始めたころは10年も続くと思って無かったです。10年たってもこんなにお客さんが来てくれて本当にありがたいと思ってます」と言って、深々と頭を下げた後、最後の曲に入った。

 その曲中、今までこらえてきた涙が遂にあふれ出しながらもそのまま最後まで絶唱。歌い終わると、会場中がその日一番の感動と拍手と歓声に包まれ、全国ツアーの初日は大盛況のまま終了となった。

 また今ツアーの舞台、衣装など本人発案によるもので、歌以外も見どころ満載の内容になっている。今年デビュー10年目を迎える中島さんのアーティストパワーを感じる今ライブツアーは、今後の活躍を更に期待させるステージとなりそうだ。