et-20101212-07.jpg 12月4日、タイの中心部サイアムスクエア側のセントラルワールド野外特設ステージで行われた、タイ初のビジュアル系バンドを集めたフリーイベント「OISHI J-ROCK HITZ Fest 2010」に、最近メキメキと実力をあげ、アジア、日本で人気上昇中のSuG(サグ)と、来春メジャーデビューが決まり話題沸騰中のViViD(ヴィヴィッド)、そしてLM.Cが出演した。
 会場となったセントラルワールドは、タイの中心部、最先端ファッションや、おしゃれなスポットが集まるサイアムスクエアのすぐ隣、普段からも企業のPRイベントなどが多く行われ、タイの人々の週末のお出かけスポットとして有名なエリアであるが、この日の広場はいつもと雰囲気が違っていた。翌日が、プーミポン国王の誕生日の祝日ということで、国をあげてのお祭りムードの中、広場には様々なアニメ、コミック系の出店や、スポンサーのOISHI(日本茶のペットボトルや、日本食レストランで急成長している企業)、地元ラジオ局のブースなどが立ち並び、コスプレしたファンや、買い物途中の家族連れなど5000人が足を止め、始めて見る日本のJ-Rock(日本でいうヴィジュアル系の海外での総称)バンドのパフォーマンスに酔いしれた。MCが会場を煽る中、最初に登場したのはLM.C。この日は残念ながらトークのみの出演となったが、今年の春、例の噴火問題で公演延期になっていたライヴが、来春決定したことを告げると、会場の盛り上がりも一気にMAX。舞台のセットチェンジが始まると、前列のファン達がアカペラでViViDの「PRECIOUS」を合唱し始め、舞台裏のメンバー、スタッフを驚かす。そして、SEが流れ出し、ViViDのメンバーが一人ずつお立ち台の上でポーズを決めると、会場はさらに熱狂の渦に、「69-Ⅱ」のへヴィーなリズムで会場のグル―ヴが一体になり立て続けに「キミコイ」「Across The Border」など代表曲をパフォーマンス、そしてこの日のハイライト「PRECIOUS」では、会場全体が「逢いたくて、逢いたくて。。。」とサビを大合唱して、初めてタイながら、この人気ぶりには、メンバー、現地プロモーターを始め誰もが驚いた。
 そして、いよいよトリのSuG、昨年に引き続き二度目のタイ公演だけに、現地での認知度も当然のこと、「小悪魔Sparklling」「R.P.G.-rockin playing game-」と最新シングルを立て続けにプレイ!!MCコーナーでは、“サワディー・カップ、武瑠カップ”とヴォーカルの武瑠(たける)から順番に現地語で挨拶。遠くのテラスや、向かいの工事現場の作業員まで注目を向けさせると、ギターのyuji(ゆうじ)が、現地ファンの間ではもはや定番となった“カオ・マン・ガイ”の振付パフォーマンス!?に引き続き、前日のプロモーションから言い続けてきた、この日の為のスペシャルサプライズを披露!!会場のイッキコールと共に、“OISHIお茶”をイッキ飲み!“オイシイ!!”と決めゼリフを発すると会場のファンのみならず、集まった50を超えるメディアや、スポンサーのお偉方も一同大爆笑。余裕の和みパフォーマンスで会場の一体感を引き上げたところで、現地でも大人気のアニメ“家庭教ヒットマンREBORN”の主題歌「gr8 story」や、現地でも大人気の彼らの代表曲「Love Scream Party」、アンコールの「39 Galaxyz」まで約45分のステージで会場の5000人を圧倒。近い将来、必ずまたタイに来ることを約束して舞台を後にした。
 この他にも、プロモーションのため前々日の深夜に到着したSuGに関しては、飛行機の到着が遅れ、終電の都合であきらめて帰宅したファンが大勢いたというにもかかわらず、100人を超える熱狂的なファンが空港で出迎え、メンバー自身も二度目のタイでの盛り上がりにはビックリ!!ホテルに到着するなり間髪いれずに、メイク&着替をすると早朝からタイで人気のワイドショー“Chew doo Woody”に出演、終日、地元のテレビを中心に、ラジオなどのプロモーション、会場でのリハーサルを終えたのは深夜1:00過ぎと、ハリウッドスターなみのプロモーションをこなした。そして翌日も午前中から雑誌撮影、ライヴ直前の午後一には、事前登録で抽選に当選した500人とのファンミーティングが行われ、ViViD、LM.Cとともに出演、トークショー、ジャンケン大会などで現地ファンと交流を深め、最後のハイタッチ会では、熱狂のあまり出口で腰を抜かす少女達が続出した。
 既に欧米では“COOL JAPAN”とよばれ、日本のアニメカルチャーと、ヴィジュアル系の盛り上がりぶりが多く伝えられているが、遅ればせながら“K-Pop”一辺倒のアジアでも、それに辟易したファン達が“J-Rock”を盛り上げていこうという動きが盛り上がってきており、既に台湾、シンガポールなどにも進出しているSuGのこれからの動きには目が離せない。