et-20101205-02.jpg 横浜開港150周年を記念して昨年開催された「年横浜開国博Y150」において、パビリオン「氷山ルリの大航海」の音楽を担当するなど、近年、活躍の場を広げている若手女性作曲家の未知瑠-MICHIRU-(みちる)さんが、ソロデビューアルバム「World’s End Village-世界の果ての村-」を5日に、海外でリリースする。
 日本でもすでに一部の「早耳」音楽ファンの熱烈な支持を得ている彼女だが、音楽性はまさに「多種多様」。クラシカル、ミニマル、現代音楽、民族音楽、など世界中の様々な音楽からの知見を独自に昇華し、ポップスに仕上げている。ひとつひとつの楽曲が奥深い物語性を持つ、緻密に作り込まれた完成度の高い作品群は、一聴して彼女が高水準な作編曲力と柔軟な感性、かつ独自の強い世界観を併せもつ作曲家であることが感じられよう。
 未知瑠-MICHIRU-さんは1980年生まれの作曲家。クラシック音楽の基礎をルーツとしながらも、その世界にとどまらないジャンルの垣根を越えた音楽を求め、ポップ、エレクトロ、民族音楽、Jazz、Rock、現代音楽、様々な要素が彼女自身の音楽へ吸収と変容を始める。2004年、東京芸術大学音楽学部作曲科を首席にて卒業。2006年同大学院を修了後は、メディア音楽、CM音楽、映画音楽等を手がけ活動の場を広げ、2009年には、横浜開港博Y150においてパビリオン「氷山ルリの大航海」で音楽を担当した。
 ソロアルバム「World's End Village-世界の果ての村-」は昨年に日本で発売、そして今回、海外でのリリースが決まった。このアルバムでは、主に女性ボイスからインスピレーションを得た作品を中心に、様々な女性ボーカリストをフィーチャーし、レコーディングを行った。極上のポップスを奏でる寺尾紗穂さん、ポーランドから来日したヨーロッパで気鋭のソングライターJulia Marcellさん、ロンドンで活躍する日本人アーティスト岡北有由さん等、様々なシンガー達が参加している。
 また最新作では、2011年春公開の映画のサウンドトラックを担当。今後、映像音楽・メディア音楽から歌物まで、様々なジャンルを横断的に、国境を越えて創作活動を続けていく。