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Free Throwのジャケ写
 2008年3月の日本武道館公演をもって解散した、スリーピースロックバンドsyrup16g(シロップ16グラム)の廃盤となった作品6タイトルがリマスタリングされ復刻されることが分かった。
 syrup16gは、1999年発表の楽曲「Free Throw」で活動を始め、02年には日本コロムビアからアルバム「coup d’Etat」をリリース。08年の解散までの9年間、類を見ないスピードで新作を発表し続け、聴くの者の心に大きな爪痕を残して去った彼らだが、これまで大半の作品が廃盤となったままだった。
 当時から彼らを知る代沢レコーズの遠藤幸一さんは今回の復刻に対して「一ファンとしては、その音源がこのまま闇に埋もれていって、当時聴いた記憶だけを大事に暖めていくという思いも少しはありますが、ファーストアルバムから歩みを共にしてきた、レーベルの者としては、やはり、いつでもそこにあって、手に取れる、パーマネントアイテムとして、きちんとカタログに残したいと思っていました」と述べた。
 今回の復刻版の仕様を見ると、(1)「My Song」と「パープルムカデ」の2つのミニアルバムをカップリングして2イン1CDで復刻。(2)レコーディング当時からの希望であった高山徹氏に依頼して「HELL-SEE」をリマスタリング。(3)全アイテム紙ジャケットE式採用。(4)ボーナストラックとして「Free Throw」に「You Say‘No’」「向日葵」「愛と理非道」の既発曲3曲を追加、「Mouth to Mous」に「リアル(single Ver.)」を追加―、といった内容となっている。
 遠藤さんは「様々な調整を終え、廃盤となっていた全アイテムを復刻する運びになりました。すでに解散してから約3年経ってしまいましたが、これで、ようやく全てのピースを埋められたような気がします。みなさまのお手元に、ずっと置いていただければ幸いです」と感無量の様子だった。