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最後の営業日を迎えたHMV渋谷店(開店前)多くの顧客、報道陣で溢れかえった
 外資系CDショップ、HMVジャパンの国内第1号店である東京都渋谷区のHMV渋谷店が22日をもって20年の歴史に幕を閉じた。
 最終営業日は、午後2時から23時まで店内でDJ、ライブ、トークショーなどが行われ、通常土日の2 倍程の来店者数を記録。店舗前には店舗外観の写真撮影のため常に人だかりができ、店内は一時入場規制になるほどの賑わいとなったが、午後11時半頃、100名を超える顧客に見守られながら閉店した。
 HMV渋谷は、宇田川町ONE-OH-NINE内に1990年国内第1号店としてオープンし、1998年7月に現所在地に移転。4つのフロアには、あらゆるジャンルの音楽、様々な映像DVD/Blu-ray、書籍やオーディオアクセサリーまで豊富な商品を取り揃え、2Fには話題のアーティストが数多く出演するイベント・ステージを設置された。
 音楽レコード店のシンボルとも言えるHMV渋谷店。総合エンタテインメント・ショップとして、音楽・映像を通してシーンのトレンドを発信してきたが、音楽配信の台頭などCD販売の不況の影響を受けて、長い歴史に幕を閉じた。
 HMV渋谷の池住則光店長は「20年に渡るご愛顧に心より感謝いたします。閉店の発表をしてから、毎日のようにお客様から頂く『ありがとう』や『本当に残念です』という言葉は我々渋谷店スタッフの心の励みになりました。感謝の気持ちで一杯です。閉店は寂しい限りですが、音楽ファンはこんなにもいるんだと改めて知り、励みにも思っています」とコメントを寄せた。