et-100817-05.jpg 岡田将生さん、蒼井優さん主演映画「雷桜」(10月22日公開)の主題歌に、シンガーソングライター舞花さんの「心」が決定した。また、同曲のミュージックビデオでは、主演の2人が出演。監督も映画と同じく廣木隆一氏が務めるなど、映画との密なコラボレーションが実現した。
 映画は、愛する人と結ばれることが許されなかった時代に、運命に望み愛を貫いた二人を描いた究極のラブストーリー。将軍の血を引く宿命ゆえに、心に病を抱えてしまった男・斉道(なりみち)を岡田さんが、一方、山奥深くで生まれ育ち、本能のままに生きてきた自由奔放な女・雷(らい)を蒼井さんが演じ、監督は繊細な心理描写に定評のある廣木氏というこの秋一番の話題作である。
 この映画の主題歌として決定したのが、今年4月にデビューしたばかりの女性新人シンガーソングライター・舞花さん。曲は、10月20日にリリースされる新曲「心」。舞花さんの歌声が廣木監督の耳にとまったことをきっかけに、監督自ら主題歌に推薦し、この大抜擢に繋がった。
 今回の関係は主題歌だけの枠に収まらなかった。主題歌となった「心」のミュージックビデオに、映画の主演である岡田さんと蒼井さんの2人が出演。加えて、映画「雷桜」を手がけた廣木監督が同作品の監督にも臨んだ。映画のシーンを多用するミュージックビデオは数多く存在するが、映画監督や主演の2人が勢ぞろいし撮り下したというのは、前代未聞の取り組みと言えよう。
 現代版「雷桜」のイメージで2人による爽やかなラブストーリーが繰り広げられる内容の作品。撮影は丸1日掛かりで行われたが、終始雰囲気は明るく、笑いの絶えない現場となった。作品内では「心」の歌詞を口ずさむシーンもあり、撮影ですべてのサビを歌いきった2人は主題歌「心」にすっかり慣れ親しんだ様子だった。このスペシャルコラボが実現したミュージックビデオは、8月下旬に公開が予定されている。
 舞花さんの歌声を聴いた岡田さんは「耳から入ってくる音や歌詞が心に響き、僕自身久々に目頭が熱くなりました。『雷桜』という映画をすごく理解していただいていたうえで、映画の世界観を歌で表現してくれているなぁと感じました。是非いろんな人に聞いてもらえたら嬉しいなと思います」と絶賛。
 廣木隆一監督は「映画『雷桜』主題歌に舞花さんを起用したのは、初めから曲のイメージは洋楽だったんですが、時代劇ではなく現代にも通用する曲を探していたときに偶然にも、彼女の曲を僕が耳にして。邦楽っぽくなくて、舞花さんがまだ10代という事を聞いて、世代を越えて幅広く心に届く人だなという事を感じたのがきっかけでした。『雷桜』のイメージの土の匂いがするシンガーがここにいた、と思ってオファーさせて貰いました」と起用理由を明かした。
 一方の舞花さんは「お話をいただいた時は、私にできるのか?とただただ不安だったのですが、脚本を読ませていただいてすごく感動したので、私なりに想いを歌詞に詰め込みました。それを廣木監督とキャッチボールをしながら、映画の世界観をさらに表現できるように曲をブラッシュアップして『心』が完成しました。劇場で『雷桜』を観て、心を聴いて、たくさんの方にその“愛”を感じてもらえたらなと、今はとてもワクワクしています」と喜んでいる。