歌手の宇多田ヒカル(27)が9日、自身のブログで、今年いっぱいで音楽活動を休止することを発表した。宇多田は「しばらくの間は派手な『アーティスト活動』を止めて、『人間活動』に専念しようと思います。これは『引退宣言』ではありません! でも『休養』でも『充電期間』でも無いんです」とし「一個人としての本当の自分と向き合う期間になると思います」と綴っている。
 宇多田は1998年12日にシングル「Automatic/time will tell」で200万枚を超えるセールスを記録し鮮烈デビュー。以降ミリオンセラーを連発するなど国内外で活躍してきた。今年はデビュー12周年を迎えるが、宇多田はこれまでを振り返り「15才からずっと音楽ばっかりやってきました。<中略>アーティスト活動中心の生き方をし始めた15才から、成長の止まっている部分が私の中にあります。それは、人として、とても大事な部分です」と綴っている。
 そうした上で宇多田は「熱心に、そして謙虚に、新しいことを勉強したり、この広い世界の知らないものごとを見て知って感じて、一個人としての本当の自分と向き合う期間になると思います。それは『アーティスト活動』とは違う、『人間活動』かな、と。そしてそれが結果的にはアーティストとしての私の成長につながるはずです」と休止を決断した経緯を説明した。
 復帰の時期ついては「ファンのみんなが、この私の決断をどう受け止めるかは、一人一人違うと思うけれど、私を信じて、待っててください。2年になるか、5年になるか、わからないけど、一回り大きくなって帰ってくるから。少し時間をください」と明確にせず、実質、無期限の休止であることをほのめかした。
 今年いっぱいは音楽活動に専念する意向で「気持ちよく『人間活動』に突入するためにも、今年いっぱいは、ぱ~っと音楽活動したいと思います!」と宣言。まずはシングルコレクション第2弾を発売する予定で、既にレコーディングに取り組んでいるという。