et-20100704-02.jpg 音楽プロデューサーのNao’ymt(ナオワイエムティー)が率いる、男性R&BコーラスグループJine(ジャイーン)が、巻き返しを狙う。実力派と称されながらも、12年間、表舞台に登場する機会がなかった彼らが、今年の5、6月に先行配信した新曲で、ようやくチャート上位を占めた。
 Nao’ymtは、安室奈美恵の「Baby Don’t Cry」や、三浦大知さんを始め、R&Bの敏腕プロデューサーとして広く知られ、7月28日にリリースされる安室のダブルA面シングル「Break It/Get Myselfe Back」は2曲ともNao’ymtプロデュースと、特に近年の彼女には欠かせない存在となっている。
 Jineは、そのNao’ymtとJun、Eijiの3人からなる1998年結成のR&Bコーラスグループ。結成当時から、海外アーティストのオープニングアクトを務めるなど大きく期待されていたが、海外と遜色のない“高すぎる”音楽性が当時の日本のシーンではまだ受け入れられず、世に出るのが早すぎたアーティストとして知る人ぞ知るグループだった。
 そんな彼らの活動が、今年に入って静かに注目を集めている。i-Tunesで、5月に「Superhero」、6月には「If I Said」と2曲たて続けに新曲を先行配信したところ、R&Bチャートで「Superhero」は2位を獲得、また「If I Said」は1位に輝いた。実に、デビューから12年目の快挙となった。
 この好調の波を受けて「Superhero」と「If I Said」は6月30日からレコチョクで配信がスタートしており、より広い層からの人気を集めそうだ。
 7月7日には、3カ月連続リリースとなる新曲「Pony」の配信スタートが控え、今後は月に1曲というハイペースで配信リリースを続け、年末にはニューアルバムをリリース予定となっている。やっと時代が追いついてきた、実力派の静かな巻き返しが始まっている。