hinaco 松雪泰子さん主演の日本テレビ系新・水曜ドラマ「Mother」(4月14日スタート)の主題歌にデビュー前の女性歌手・hinacoさん(福島出身=25歳)が大抜擢された。
 2009年夏、自らデモ楽曲を大人気携帯サイト「モバゲータウン」の音楽ページに投稿したところ、3万曲以上ある楽曲の中からいきなり全国ランキングで1位を獲得。巷(ちまた)に溢れた「切なさに浸る」だけのポップスではなく、その先にある「光」まで見せてくれる彼女の世界観に、10代を中心とした世代から多数のデビューを望む声が寄せられていた。その噂はすぐにレコード会社間でも話題になり、今回の異例ともいえるドラマ主題歌の大抜擢を受け、2010年初夏シングル「泣き顔スマイル」でCDデビューが決定した。
 大抜擢を受けてhinacoさんは「『Mother』の台本を読んだ時に、自分の世界観にぴったりだった事に正直驚きを隠せませんでした。その世界に入り込んで制作したこの楽曲が、ドラマの世界から羽ばたき、より多くの方に届けられる日を楽しみにしています」とコメント。また今後の目標について「聴いてくれる人にパスを出してあげられる歌を届けたい。ぐいぐい手を引っ張ってこっちに引き寄せるのではなくて、そっとその人の背中を押してあげられるような作品の作れるアーティストに成長していきたいです」と意気込みを語っている。
 また、日本テレビ・ドラマ局の田中芳樹チーフプロデューサーは「いただいたデモテープを聴き、その透明感のある歌詞ともに、低音からささやくように始まり、魂の叫びのように高音で爆発する個性的な彼女の歌声とその切ないメロディーは、おそらく劇中の『ふたり』の気持ちを代弁してくれるだけでなく、ドラマ全体を盛り上げてくれると思い主題歌に起用しました。このドラマは、『母性』をテーマに、教師とその教え子の『ふたり』の逃避行から物語が始まります。そんな脚本をお読みいただいた上で、どんな困難に直面しようとも明日に向かって希望を捨てずに前向きに生きて行く『ふたり』を、難しいテーマにもかかわらずイメージして書き下ろしていただきました」と絶賛している。