Baby M
rhythm zoneから再デビューが決まったBaby M
 イギリス人の母と日本人の父を持つ歌手のBaby M(ベイビー・エム)が、サッカーワールドカップ開催に向けて盛り上がる南アフリカの国民的名曲をカバーする。もともと日本と南アフリカの両国で過ごしていた彼女。現在も両国を股に掛け、チャリティという社会活動を通じて音楽活動しており、W杯を盛り上げるべく南アの名曲をカバーし、現地の風を国内に送り込む。
 カバー曲「Bhuti ~Ndihamba Nawe~」(ブティ ~ンジャンバ・ナウェ~)は、3日発売のTSUTAYA RECORDS、WondeGOO限定ミニアルバム「Bhuti」(ブティ)に収録される。リリース元は、田來未さんらが所属する、rhythm zone(リズム・ゾーン)だ。
 カバーにあたり、レゲエ界の大御所BOY-KENを客演に迎え、日本語でリメイクした。「Bhuti」(ブティ)というのはアフリカの現地語で「Brother(兄弟)」を意味し、「世界の人々は人種や宗教は違えど、同じ一つの地球に生きる助け合う家族・兄弟であってほしい。家族のように思ってもらえる音楽を届けたい」というインターナショナルに活動してきたBaby Mの熱い思いが込められている。
 そのサウンドもまったく新しい南アフリカ流のヒップホップ「クワイト」をベースにしており、南アフリカで90年代に産まれたこのジャンルは、ヒップ・ホップに、ハウス、ラガといったジャンルを織り交ぜたダンス・ミュージックである。このサウンドが、今現在南アフリカを席巻しており、その流行はロンドンやニューヨークへも飛び火している。同曲は、南アフリカで、大人から子供まで、昔から歌い続けられている国民的な名曲である。
 他にも、同アルバムには、新しい才能を次々と世に送り出している童子-Tと南アフリカの国民的大物ラッパーMANDOZAとの国境を越えた、ダブル・フィーチャリングを実現した「Get Ready feat.童子-T&MANDOZA(Baby M Version)」や、上述した、南アフリカの国民的ラッパーであり、クワイトの先駆者であるMANDOZAの南アフリカでリリースされたアルバムに収録され注目を浴び、日本で初めてのリリース「Goodbye To My Love」など、クオリティの高い豪華楽曲が収録される。
 南アフリカの注目度が最高潮に高まるワールドカップイヤーで、日本と南アフリカの架け橋となるか―、今後のBaby Mに期待だ。