久保田利伸
発売記念イベントに出演した久保田利伸(右)
 マイケル・ジャクソンさんのコンサート・リハーサルを収録したドキュメンタリーDVD「THIS IS IT」が27日、発売された。タワーレコードでは同店のみ販売が許可された同作のBLACKジャケットの発売を記念して発売日である26日深夜0時に特別開店。25日午後9時からは、イベント「今夜はTHIS IS IT!」が開催され、歌手の久保田利伸さん(47)と音楽評論家の吉岡正晴氏が登場し、久保田さんは「時代と海を越えて、人々に夢を与え続けたマイケル・ジャクソン。その歴史の一部分に参加できて光栄です」と思いを語った。
 イベントでは、渋谷店地下1階のSTAGE ONEで「THIS IS IT」が特別上映された。整理券を手に取った130数名のファンが同会場に集まり、曲が終わるごとに拍手が鳴り響き、ライブさながらの盛り上がりをみせた。
 上映が終わり、興奮も冷めやらぬまま、久利伸さんと正晴さんが登場。ビッグゲストの登場に客席から大歓声があがると、久保田さんは「みんな何回観たの?」とファンに逆質問。なかには「最高で56回観た!」という声もあり、これには二人とも驚いた様子だった。
 久保田さんはジャクソンさんついて「マイケルは雲の上の人だ、と思っていたけど、この映画でリハーサルシーンを観たら(あれだけの努力を重ねてステージを作り上げる)同じ人間なんだなと思った」とコメント。1983年8月のマイケル・ジャクソン邸での取材から、ジャクソン関係の取材を行ってきた吉岡さんは「マイケルの年表は頭に入っている!」と会場を沸かせた。後半にはファンの間では有名になっているスリラーの元のタイトルと偶然同タイトルを名づけたという楽曲「STAR LIGHT」誕生秘話についても語られた。
 もともとは「オフ・ザ・ウォールに入っていそうな曲」として身内だけで楽しもうとしていた30秒程の曲だったそうで「マイケルへの感謝の気持ちで、マイケルの曲をごった煮にしたような出来だ」との話にファンも期待を膨らませた。そして特別に「STAR LIGHT」のPV映像が流れると、大きな歓声が巻き起こった。
 その頃1Fのエントランスでは、日本を代表するR&B・DJのDJ KOMORIさんのDJプレイとジャクソンさんに扮したダンサー軍のパフォーマンスがスタート。アゲアゲの楽曲のつなぎとダンサーたちの衣装を変えながらのパフォーマンスに店内も大盛り上がりの様子だった。
 いよいよ発売までのカウントダウン。久保田さんと吉岡さんが再び1Fエントランスに登場。ファンが久保田さんのいるステージまでどっと押し寄せ、すし詰め状態に。カウントダウンの瞬間は「THIS IS IT」の最後のシーンをイメージして「3.2.1マイコー!」と全員が叫ぶと、入り口がオープン、一斉に店内へ入り込み、目的の商品を持って一目散にレジへ向かうファンや、報道陣と、店内はごったがえしていた。レジには長蛇の列を成していた。
 ラウンジスペースでは、もはや渋谷店の名物ともなっている、ジャクソンさん本人が1996年12月に渋谷店に来店された際に残した手形や、1987年のジャパンツアー、阪急西宮球場で客席に投げたハット、映画のシーンを切り取った大型のパネルを展示。このパネルはこの日限定で、購入者を対象に抽選でプレゼントされた。
 また、今回の特別ゲスト、久保田さんがジャクソンさんにオマージュを捧げた「STAR LIGHT」も収録された新作シングル「Tomorrow Waltz」(1月27日発売)も異例の0時に特別先行販売され、注目を集めていた。