ムック 11月25日に10カ月振りとなるシングル「フリージア」をリリースする、ヴィジュアル系ロックバンドのムックが、10月3日からワールドツアー「MUCC WORLD CIRCUIT 2009-Solid Sphere-」をロシア・モスクワ公演を皮切りにスタートさせた。
 ムックは逹瑯(Vo)ミヤ(Gt)YUKKE(Ba)SATOち(Dr)の4ピースバンドで、ハードかつソリッドなサウンドの中に彼ら独特の日本的なメロディや歌詞を含ませることが特徴でもある。
 2005年から精力的に海外でのツアーも行っておりワンマンのみならず各国のフェスにも参加、2008年にはフェスツアー「TASTE OF CHAOS」にてAVENGED SEVENFOLDやBULLET FOR MY VALENTINE、ATREYU、STORY OF THE YEAR、AS I LAY DYINGなど約3カ月にわたり、北米・ヨーロッパをサーキット。2008年11月には日本公演でヘッドライナーに大抜擢された。
 昨年秋以来となる今回のワールドツアーは、初の南米を含む11カ国19公演。初となるモスクワからスタートし、ドイツ、フランス、イギリスを経て、初のスペイン、更にチリ、メキシコへと進出する。
 ライヴは今年3月に発売され、海外でもほぼ同時にリリースされた最新アルバム「球体」を中心に展開された。1曲目「SE~球体~」から「咆哮」という、日本でのツアー「球体」と同じ流れでスタートし、冒頭からヴォーカルの逹瑯は英語で「Are You Ready、MotherfXXkers、MOSCOW!!」とあおりを一発、冒頭から会場のボルテージを最高潮へと上げていく。
 内容も日本での「球体」ツアーとほぼ同様で、そのままのムックを世界へ向けて表現しているが特筆すべきことだ。すなわち、自然体で彼らは海外ツアーに臨んでいることの証明だ。彼らにもはや「見えないようで見える壁」などは存在しない。ミヤ、YUKKE、SATOちのパワフルなプレイにモスクワのファンも会場を狭く感じさせる程に激しく盛り上がった。
 「空と糸」や「最終列車」などアンコール含め15曲を熱演し、アンコールラストには11月25日リリースのシングル曲「フリージア」も先行して披露され、現在のムックの姿をいち早く披露。更に一皮向けた帰国後の彼らに期待は膨らむ一方だ。
 
 ワールドツアーは11月1日のメキシコシティまで続き、その後11月16日に東京JCBホールにて凱旋公演「球体ツアーFINAL」を行う。このチケットはファンクラブの優先予約でバースト状態。一般発売でのチケット争奪戦も予想される。そんな中、早くも来年2月に久々となる横須賀芸術劇場での自主企画「えん」、東阪でのホールのワンマン公演も同時に発表となった。