ママズ・ガン 今年最高の洋楽新人との評価を受けている、UKロックバンドのママズ・ガンが7日、21日発売のアルバム「ルーツ・トゥ・リッチーズ」でデビューするのに先駆けて、レコチョク、iTunesで先行配信をスタートさせた。
 ママズ・ガンは、エリカ・バドゥの名盤『ママズ・ガン』をバンド名に冠した、アフロのボーカル、アンディ・プラッツが率いる5人組ロックバンド。全国のFM、AMラジオ33局が今月から来月に掛けてパワープレイに選び「こんな音楽を待っていた!」「今年最高の洋楽新人!」などと前評判が高い。
 ボーカル、作詞作曲、プロデュースなど全てを担当するアンディは、コリーヌ・ベイリー・レイの大ヒットデビューアルバムにギターとして参加するなど、音楽のキャリアを積む。アメリカとUKを行き来しながら、故マイケル・ジャクソンさんの「スリラー」「ロック・ウィズ・ユー」の作者として知られるロッド・テンパートンやホール・アンド・オーツのジョン・オーツ、そしてジャミロクワイのキーボーディストであるトビー・スミスなどとの交流、曲作りを経て、完成させたのが今作だ。
 70年代のモータウンサウンドから80年代のマイケル・ジャクソンさんを髣髴させるフレーズ、90年代にUKで息吹を上げたジャミロクワイやインコグニートなどに代表されるアシッド・ジャズの遺伝子をも引き継ぎながら、そのどれでもない、新たな21世紀型のポップミュージックを創り出している。
 アンディは「僕らの音楽は、ファンクやソウルやブルース、ロックなど様々な要素を持つけれど、そのどれにも結びつかないものをやっているつもりだよ。沢山のいい曲と、それを楽しんで演奏している僕らの姿勢、そういったありのままの姿が詰まったのがこのデビューアルバムなんだ」と話す。
 アルバムが発売されたUKでもラジオ局のBBCradio2が5週間に渡ってパワープレイにするなど、ラジオを中心に力強いサポートを得て、デ・ラ・ソウルからクレイグ・デイビッド、ラファエル・サディーク、KTタンストール、ローラ・イジボアなど、名立たるアーティスト達とツアーも敢行した。ドイツでは5万人の前でライブも披露するなど、ヨーロッパでの知名度はアルバムリリースを経て増すばかりだ。
 アルバムリリース前の日本でも来年1月29日、1月30日とビルボード東京、2月1日にビルボード大阪で初の来日公演を行なうことが決定した。
 前述のロッド・テンパートンに「彼らのような才能があれば、ずっとやっていけるはずだ」と言わしめる彼らの、まさに捨て曲なしの超強力盤。ロック、ポップス、ソウル、ファンク、ブルースなどなど音楽の全てが凝縮された「極彩色のファンキー・ポップ」が国内でも旋風を巻き起こしそうだ。