福原美穂 今年初の夏フェスに挑んだシンガーソングライターの福原美穂が9日に、通算6枚目となるシングル「LET IT OUT」を発売する。デビュー以来“奇跡の歌声”と賞賛され、ゴスペルの地・米ロサンゼルスの黒人教会で2度のコンサートを開き、絶賛を受けた福原が、夏フェスを経て送り出す新作に、新境地となる人気アニメのタイアップ曲を選んだ。
 ミスチル櫻井和寿と音楽プロデューサー小林武史氏が主宰する「ap Bank Fes」や「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」、「サマーソニック09」の国内主要フェスをはじめとする数々の夏フェスに出演し、迫力のあるパフォーマンスと歌声で強い印象を残した福原が挑む新作は、大人気アニメ「鋼の錬金術師FA」のエンディングテーマであり、福原自身初のアニメとのコラボレーション曲。
 制作依頼を受けた福原は、“絆”“兄弟愛”など作品のテーマを自分の家族である5人兄弟に照らし合わせ「時代」や「社会」へ問いかけながら、大きな愛を主人公の弟アルの目線で制作した。
 福原も「私が抱いてる疑問や葛藤。そういうものも歌詞では表現されているんですけど、それはアニメの主人公も考えているのではと思いました。『鋼の錬金術師FA』は兄弟愛以外でも共感することがたくさんあって、人間のいろんな思いがすごく詰まっている作品だなって思いました。ただ、小さな子も見るものだけに、ちゃんと希望のある曲にはしたかった。それで、涙や痛みもあるけれど、いっしょに前に進んで行こうよっていう歌詞に最終的にはなっているので、それが伝わったらいいなと思います」と語っている。
 今作はすでに8月5日から、着うた、着うたフルが配信され、アニメファンのみならず、夏フェスでも披露され話題となった。
 作品は、CDとDVDの初回限定盤、「鋼の錬金術師FA」の書き下ろしワイドステッカーが付いた通常初回仕様盤、紙ジャケットでアニメのエンディングテーマの画コンテブックレットが封入される“鋼盤”と3種の形態で発売され、カップリングにはau「LISMO」CMソングとして起用され150万ダウンロードを記録した「優しい赤-another version」と、今年6月に急逝したマイケル・ジャクソンさんのカバー「BEN」が収録されている。
 しかもCDのジャケット撮影は、俳優・永瀬正敏が行った。永瀬も「この圧倒的な歌声は、これからもっともっと輝きを増すと信じている」とコメントを寄せている。このアートワークにも注目と言ったところ。