リリー・フランキー 作家のリリー・フランキー率いるロックバンド、TOKYO MOOD PUNKSが、小池徹平主演の映画「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」(11月下旬公開予定、佐藤祐市監督)で初の主題歌を提供することが分かった。
 映画は、労働条件や人間関係に問題がある“ブラック会社”に就職してしまった元ニートの青年(小池徹平)が、限界ギリギリのところで毎日を生き抜いていく姿を描いたワーキング・エンタテインメント。原作はインターネットの掲示板2ちゃんねるの書き込みから生まれた実話をもとにした同名書籍。
 イラストレーターや作家、絵本作家、フォトグラファーなど多彩な活動で知られているリリーだが、映画主題歌を提供するのは今回が初めて。リリー本人がたまたま主題歌のオファーを受けたときに作っていた曲の内容が、この映画のテーマにピッタリだったということもあり、まさに以心伝心の組み合わせが実現した。
 リリーは「台本読ませて頂きました。現代の歪曲した現実に対して、とても意味のあるストーリーだと思いました。この曲は、ちょうど今回のお話を頂いた頃、ほぼ同時に作っていた曲で、詩の内容も、自分が感じる今の社会・会社が、若者や弱者を抑圧していること、彼らがその現実をあきらめて受け入れようとしていることに憤りを感じ、書いたものです。奇遇にも映画のテーマと重なる部分が多く、勝手に御縁を感じてしまいました」とコメントしている。
 同主題歌「ストロベリー(tearbridge records)」は、10月28日から楽曲配信がスタートされ、11月11日にCD発売される予定だ。写真=(C)2008 photo by Masayoshi Sukita。