矢沢永吉 今月5日に4年ぶりとなる新作アルバムを発売した矢沢永吉が19日、東京・タワーレコード新宿フラッグスビル店の屋上特設ステージで、発売記念イベントを行い、初のインストアライブに挑んだ。300人規模の小スペースながらも矢沢は「5万人もいいけど、これくらいの数、最高だよね!!来週もやろうぜ」とノリノリの様子だった。
 ド派手なロックの音と共に矢沢が登場すると、会場を埋め尽くした300人のファンたちから盛大な「永ちゃんコール」が巻き起こる。そのコールと歓声に笑顔を見せた矢沢は、「コバルトの空」を1曲目からフルスロットルで熱唱した。
 矢沢は、自身のアーティストキャリアの中で初のインストアライブということについて、「インストアライブって、普通新人さんがよく『僕たちの歌、聴いてください。よろしくお願いします』っていう、あれだよね?でも、間違ってないんだ。今のオレは、4年ぶりに「ROCK’N’ROLL」ってアルバム引っさげて、レーベル立ち上げて。これはオレにとって2度目のデビューだよ!」と語り、いつもの矢沢節が全開。また、客席と距離の近い特設会場の熱い空気がすっかり気に入ってしまったようで「5万人もいいけど、これくらいの(観客)数、最高だよね!!来週もやろうぜ(笑)」とノリノリの様子だった。
 その後も、新作アルバムから「Sweet Rock’n’Roll」と「Loser」を披露すると、ファンたちの手拍子やコールはますます熱を帯び、会場の地面が揺れるほどの盛り上がり様。最後に、往年の名曲「チャイナタウン」をしっとりと歌い上げ、新宿の空に響き渡らせた矢沢は、フェンス越しにファンたちと熱い握手を何度も交わし、初のインストアライブのステージを終えた。
 8月5日に発売された同アルバムは、矢沢が立ち上げた自社レーベル「ガルル・レコード」からリリースされた4年ぶりのオリジナルアルバム。昨年1年間は、「少しじっくり距離を置いて考える」として、デビュー以来初めてステージに立たず、CDの発売もしなかった矢沢だが、今年は打って変わって精力的な活動が続いており、この後は9月19日に20年ぶりとなる東京ドーム公演「ROCK’N’ROLL IN TOKYO DOME」を始め、10月からは全国21カ所・29公演の全国ツアーをスタートさせる予定だ。