Superfly 9月2日に通算2枚目となるアルバム「Box Emotion」を発売する、Superflyが15日(現時時間)、米ニューヨーク郊外のべセルで行われた、ウッドストック40周年記念フェスティバル「Heroes of Woodstock」にゲスト出演した。
 同フェスは1969年に始まった歴史あるロックフェスティバル。当時はベトナム戦争の是非が問われ「愛と平和と音楽の3日間」というテーマを掲げ、世界平和の祈りを音楽に託した。観客数は40万人とも言われ英米から多くのミュージシャンが無償で参加した。ジミー・ヘンドリックスが最終日に弾いたエキセントリックな「米国歌」は有名な話である。他にもジャニス・ジョプリンやジェファーソンエアプレイン、テンイヤーズアフター等の名演も伝説となっている。
 この伝説のイベントにSuperflyは、かつて夭折した伝説のシンガー、ジャニス・ジョップリンが在籍していたバンド「Big Brother & The Holding Company」(BBHC)のゲストボーカルとしてサプライズ出演。ジャニスのナンバー「Down On Me」、「Piece Of My Heart」の2曲を歌い上げた。
 ギターのサムに東京からのスペシャルゲストと紹介され「Down On Me」がスタート、伸びやかな歌声ですぐに観客の心を掴んだ。「Down On Me」を歌い終えた後、Superflyの志帆は「ここで歌えて幸せです」とコメント。続いて「次の曲は皆さんとジャニスに捧げます」と「Piece Of My Heart」の演奏が始まった。志帆が数あるジャニスの曲でも一番思い入れのある楽曲というだけあって魂の熱唱。約3万人の観客は志帆のパワフルな歌声に聴き入り、歌い終わると拍手の嵐。歌い終わった後、一礼してサンキューと一言、ステージを後にした。
 志帆は昨秋、関係者から日本にジャニスをリスペクトしている凄いミュージシャンがいるという事を聞いたBBHCからのオファーを受けサンフランシスコでスタジオセッションしていた。今回のサプライズ出演はその流れでBBHCから今度は一緒にステージで共演しないか、とオファーを受け志帆が快諾、今回の夢の出演となった。
 ウッドストックは今から40年前に行われジャニス・ジョップリン、ジミヘンドリックスなど伝説のミュージシャンが多数出演し当時社会現象にもなり今もなお語り継がれている伝説の野外ライブ。現在の音楽フェスティバルの原点とも言われている。
 今回の「Heroes of Woodstock」は40年前と同じ日(8月15日)同じ場所で行われたメモリアルイベント。当時の出演者の中から今もなお現役を続ける言わば伝説のミュージシャンが集り40周年を祝った。そんな中、ジャニスをリスペクトする志帆が日本人として唯一の出演を果たした。
 今回のサプライズ出演、志帆にとってミュージシャン、そしてシンガーの原点を呼び起こさせるメモリアルなライブとなった。