BEGIN 5日に約2年半ぶりとなるオリジナルアルバム「3LDK」を発売した沖縄石垣島出身の3人組バンドBEGINが9日、東京・日比谷野外大音楽堂でツアー2日目のライブを行った。BEGINにとって日比谷野音でのワンマンライブは今回が初めて。来年デビュー20周年を迎える彼らは“10代最後の夏”を3000人の観客と共に楽しんだ。
 8月1日・神奈川・関内ホールから始まったツアーは、同アルバムを引っ提げて、全国37カ所39公演(総動員数約6万5000人)を巡る。2日目となったこの日は3000人が詰め掛け、全21曲・約2時間半にも及ぶステージを披露した。
 1曲目の「海の唄」から始まり3曲を披露した後の最初のMCではボーカル比嘉栄昇が「ようこそみなさんBEGINです。今日はBEGIN初の日比谷野音です。ありがとうございます。今日ここで歌を歌えることが本当に幸せだと思っています」と、ファンに向けて挨拶した。
 今回のコンサートツアーの見所は、比嘉がデビュー以来初めてハンドマイクで全編歌うところ。比嘉はMCで「このツアーからBEGIN初のハンドマイクでの歌をお届けしています。珍しいでしょ? 高校のころ以来のハンドマイクでしかもワイヤレス! だから(ステージの端まで)行こうと思えばいけちゃうんですよ」と、ステージ演出への新鮮な気持ちを語った。
 これまでBEGINは作詞・作曲のクレジット表記を全て「BEGIN」としてきたが、今回のアルバム「3LDK」では曲を作ったメンバーの個人名をクレジットされている。今回のBEGINのツアーでも、ギター島袋優と、ピアノ上地等も自らの曲でボーカルをとっている。
 1990年3月21日に「恋しくて」でデビューした彼らも来年にはデビュー20周年を迎える。“成人式”を迎えるBEGINは「ひとりひとりがBEGIN」という意識を改めて強く持ちまた歩き始めていく、そんな“19歳の夏”を迎えている。