<写真>ブルーマンとSUGIZO(2009年6月10日)

異色のコラボを演じたブルーマンとSUGIZO(撮影・引地信彦(C)BMP)

 X JAPANのギタリスト、SUGIZOが6月9日、東京六本木のインボイス劇場で開催された、青塗り3人ユニット・ブルーマンによるパフォーマンスショー「ブルーマングループ IN 東京」にゲスト出演し、ソロ楽曲「TELL MY WHY?」など3曲をブルーマンと競演した。

 この日はブルーマンのロックの魅力に迫る特別企画「ロックの日」。過去にはROLLYやGLAYのHISASHIが登場し沸かせた話題の企画の第3弾だ。競演を果たしたSUGIZOは「最高のコラボになった。こんなに楽しい時間は1回では足りない」と再競演に意欲を示していた。

 午後8時。ショーも中盤に差し掛かかり益々ヒートアップする中、ブルーマンのコミカルな場面にSUGIZOのソロ楽曲「TELL MY WHY?」が突如鳴り響くと、ステージ右端からギターを唸らせるSUGIZOが登場。会場が歓喜に包まれた。

 SUGIZOとブルーマンのセッションは、そのまま劇中曲「Time To Start」に続き、観客のボルテージは最高潮に達した。SUGIZOは曲の途中、客席に降り、華麗なギターパフォーマンスを観客の目前で披露する場面も。観客は一斉に拳を振り上げ、また歓声を上げるなど、まさに興奮のるつぼに。ブルーマンも興奮気味の様子で激しく打ち立てる演奏やパフォーマンスで応じた。

 さらに今回のサプライズはショーの終盤にあった。ブルーマンがメロディアスなナンバーを演奏する「CHANTJAM(チャントジャム)」の場面に、SUGIZOがバイオリンを奏で再び舞台に登場。先ほどロックで観客を熱狂させたのとは対照的に、艶やかな弦の響きで客席を覆った。

 カーテンコールにも登場したSUGIZOは再び観客からの大喝采を受けるとブルーマンや出演者と共に腕を振りかざし応じた。最後はお決まりのポーズ(人差し指と中指、薬指と小指をくっつけてのピースサイン)と投げキッスを観客に送りステージ奥へと消えた。

 ブルーマンとの競演を果たしたSUGIZOは「『ブルーマングループ』のショーを観て、まず音楽のクオリティ、そして、ミュージシャンとしてのレベルの高さに驚いた。プリミティヴなリズムが全編に溢れ、ユーモアの表現にもとても興味をひかれた。

 様々な要素を取り込み、融合したブルーマンのショーは、表面的な形は違っても、自分のパフォーマンスと何か根底で通じているように感じている。ブルーマングループの強烈な色彩の中に、自分もありのまま入り込んで、互いの違いが他方を触発することで、新しい何かを生み出したいと、この一度きりの未知なコラボレーションをとても楽しみにしていた。

 そして、実際に最高のコラボになった。こんなに楽しい時間は1回では足りない。これからも、ジャンルやカテゴリーを越えて観客に楽しんでもらえるようなパフォーマンスにチャレンジしたい」と再競演に意欲を示していた。

 来場した観客からは「ブルーマンとSUGIZOのコラボレーションは衝撃的。SUGIZOの静と動がこんなに完璧に表現されているなんて、感動でした。最高にロックなブルーマンとのパフォーマンスに鳥肌が立った。SUGIZOが見たくて来場しましたが、ショー自体が非常に楽しく、全編に溢れるロック音楽がとてもかっこよかった。こんなに面白い舞台は観たことがなかったので、今度はブルーマンをじっくり見たい」と絶賛の声が挙がった。

 毎回、そのパフォーマンスがグレードアップする「ロックの日」特別公演。この日限りのブルーマングループとSUGIZOのスペシャルパフォーマンスに観客は酔いしれた様子だった。

<SUGIZO演奏演目>
▽SUGIZOソロ楽曲「Tell me Why?」(SUGIZO:ギター演奏、ブルーマンPVC演奏)
▽劇中曲「Time to start」 (SUGIZO:ギター演奏、ブルーマンPVC演奏)
▽劇中曲「CHANT JAM(チャントジャム)」 (SUGIZO:ヴァイオリン演奏、ブルーマンPVC演奏)
※PVCとは、配水管をマリンバ状に並べて作った、ブルーマングループオリジナル打楽器。