マネジメントのトラブルによりHEATHの脱退が一部報じられた件で、所属バンドのX JAPANは5月1日、バンドリーダーYOSHIKIとHEATHの話し合いの結果、トラブルは解消され、再びメンバーの一員として活動を再開することを発表した。またこの日、新たなメンバーとしてSUGIZOが加入したことも発表された。今回の騒動で一時は解散危機説まで囁かれたが、HIDEの命日である5月2日東京ドーム公演を前にして事態収拾が図れたことと、SUGIZOの加入という好材料を得てたことで、更なる飛躍が期待される。
 HEATHは「身勝手な行動により、ファンの皆様、ならびに関係各社の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしました」と陳謝した上で、今回の事象に至った経緯を次の通り説明した。
 「今年1月の初のXJAPANの海外公演である香港公演の後、自分自身の中でアーティスト・HEATHとしてどう在るべきか、そして今後どう進むべきか,と迷いが生じ、一時的に精神的不安に陥り、外部と連絡を一切絶ってしまっていました。マネージメント会社とも連絡をとらず、スケジュールの確認、調整を怠り、結局XJAPANの全体の活動にまで支障を与えてしまいました」。
 その後、バンドリーダーであるYOSHIKIとの話し合いで「YOSHIKIさんはXJAPANのベーシストHEATHとしての存在価値を、僕に改めて気付かせてくれました」と言われ、「僕に今できることは、5月の東京ドーム公演を成功させ、今後のX JAPANの活動を精一杯やり遂げることです」と、バンドメンバーとして活動する決意を固めた。
 新たにバンドメンバーに加わったSUGIZOは「日本のRock史上ひとつの最も偉大なバンドの夢を成就させる道程で、俺の存在を必要としてくれているのであれば、俺の存在で華を添えることができるのであれば、それは光栄なことだ、と。天国のhideさんの意思を可能な限り感じとって、この答えに行き着いたんだ。去年からそうだったように、俺はこれからもあの人と一緒にステージに立ち、あの人の存在を、息吹を、この身体を通してみんなに届けたい」とコメントしている。