らっぷびと アニメソングや、ネット上にアップされているフリーのミュージックトラックに、自作のラップを乗せて動画投稿サイトに投稿する“ネットラップ”という音楽活動スタイルで一躍話題となり、2月4日にシングル「All Day, All Night」でメジャーデビューを果たしたインターネット発のラッパー“らっぷびと”。
 そのらっぷびとが、3月14日(土)に秋葉原のフリースペース「Live Park in AKIBA」にてフリーライヴ「人生に飽きたなら明日から秋葉原 Live in AKB 314」を行い、“心の地元”とも言える秋葉原に上陸。
 アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」から人気曲『ハレ晴レユカイ』『冒険でしょでしょ?』『GOD KNOWS』『COOL EDITION』を、アニメ「ひぐらしのなく頃に 解」のオープニングテーマ「奈落の花」をいずれも”らっぷびとバージョン“で披露。さらにアニメ「さよなら絶望先生」のオープニングテーマのトラックにラップを乗せた『人として軸がぶれているらっぷ』、アニメ「俗・さよなら絶望先生」のオープニングテーマにラップを乗せた『空想ルンバらっぷ』を次々と披露し、最後はオンラインゲーム「ひぐらしのなく頃に」をモチーフに作られたオリジナル楽曲「When They Cry」でしっとりと暖かくライヴを終えた。また、ニコニコ動画などで絶大な人気を誇る歌い手がゲストヴォーカリストとして参加し、ライブに色を添えた。
 これらの楽曲の中には、CDや配信でのリリースがされていないものも多く含まれているにも関わらず、動画投稿サイトで400万を超える脅威的なアクセス数を誇るらっぷびとの楽曲に、会場全体は合唱の渦に。秋葉原駅から徒歩1分、大通りに面したオープンスペースとなっているライヴ会場からは、聞き覚えのあるアニメソングとラップが大音量で流れ、それを耳にした通行客が次々と会場に入っていく。最終的には300人を超える溢れんばかりの人だかりが、らっぷびとに合わせて歌いながら手を挙げたり、飛び跳ねたりじっくり聴き入ったり、それぞれの楽しみ方で約40分間、大変な盛り上がりを見せた。
 ライヴ終了後、CD即売会場にできた長蛇の列に対して、丁寧に握手をしたり写真撮影に応じたりするその様子からは、謙虚さと感謝の気持ちに満ち溢れていて、なおかつインターネットを介してつながったコミュニティの温かさと絆の深さを感じさせた。
 3月11日には、メジャーファーストアルバム「RAP MUSIC」を発売し、テレビ東京系「流派-R」では3月のキラーチューンとして紹介されるなど、“ネットラップ”という新たな音楽スタイルと、アニメ・ゲーム音楽に対する新たな解釈で注目を浴びる、新世代ラッパー“らっぷびと”。4月19日にはリリースパーティーの開催も決まり、ますます勢いが止まらなさそうだ。