the generous 矢沢永吉の長女・yoko(ヨーコ)が率いる大型ユニット、the generous(ジェネラス)の新曲「Heart」が実写版映画「釣りキチ三平」(3月20日公開)の主題歌に起用された。
 釣りを題材にしたマンガのマイルストーン「釣りキチ三平」の実写版ということもさることながら、「おくりびと」が第81回アカデミー賞外国語映画部門に日本代表としてエントリーされている滝田洋二郎監督の最新作としても注目度が抜きん出ている。
 楽曲「Heart」は、映画のテーマである「家族愛」「人間同士のつながり」をイメージしながら書き下ろした約10曲の中から生まれた優しくも温かいバラード。楽曲を聴いた滝田監督は、「とても爽やかで、心の中に入ってくる曲だと感じました。今、こんな時代だからこそ、日本人の忘れかけた暖かさであるとか、雄大な自然であるとか、そういうものをこの映画 (釣りキチ三平)で感じてもらいながら、人と人とのつながりを最後に歌い上げて欲しいなと思っていたので、気持ちよく映画が終われるように思います。映画を見た後のお客さんの反応が楽しみです」とコメントしている。
 一方の映画の主題歌という大役を初めて務めた、ythe generousの2人は次の通りコメントしている。
 yoko 「映像を観させて頂き、映画同様の家族愛をテーマに自然に感じた気持ちを曲に詞として乗せました。私自身も感じた事がある、家族への想いだったり、くじけそうになった時に励まされた経験をもとに、素直な気持ちを表現したいと思いました。滝田監督の作品は以前からたくさん観させて頂いていたので、実際お会いした時は緊張しましたが、想像していた通り温かく、優しい方でした」。
 大西克巳 「バラードを得意とするyokoの、最も魅力的な音域を効果的に使ったメロディーを意識して作りました。「Heart」は切なくもあり、でも前向きで、どこかノスタルジックな匂いを感じる楽曲に仕上がったと思います。制作の時期がライブツアーと重なっていたので、かなりバタバタした中でのレコーディングでしたが、逆に勢いに乗ったまま制作出来て良かったと思います」。
 映画と曲のテーマが一致した「Heart」は、お互いのクリエイティブが融合した満足な出来栄えとなった。
 the generousは、この「Haert」をはじめ、収められた3曲全てがタイアップ楽曲という充実した内容のニュー・シングル「Heart」を3月11日に発表。直後の3月21日より全国13公演のツアー「the generous LIVE TOUR 09~the generous a go go~」を行う。
 矢沢永吉の長女がボーカリストという話題で持ちきりだったデビューを経て、よりアクティヴなモチベーションで活動を続けるthe generous。大きいチャンスを獲得してゆく運の強さは、やはり偉大なる遺伝子の現れか。