1998年にデビューした椎名林檎が11月28―30日、さいたまスーパーアリーナで「椎名林檎 (生)林檎博'08 ~10周年記念祭~」を行った。会場に集った観客は3日間で述べ5万5000人。彼女のキャリアを通じて最大規模だ。

 照明が落ちると、まずはステージ前に設置されたオーケストラ・ピットに総勢65人の林檎博記念管弦楽団が登場。指揮を執るのはアルバム『平成風俗』でもお馴染み斎藤ネコ氏だ。

 そして、楽団の音出しから緩やかに幻想的なオープニング曲「ハツコイ娼女」へ。会場を満たす彼女のサンプリング・ヴォイスが肉声にすり替わると、焚かれたスモークの向こうから、椎名林檎がゆっくりとその姿を現した。