今月18歳になったばかりのシンガーソングライター奥村初音が、17日大阪・なんばHatch、19日東京・赤坂BLITZにて「初」ワンマンライブを行った。昨年デビューして1年を経過した、待望の初ワンマンということで、大きな期待を集めていたことは、両会場ともキャパシティに対してギリギリまでいっぱい埋まった動員数から容易に想像できた。


 何と言ってもこの初ライブは「完全無料招待制」であったことである。有望な新人を数多く排出してきたイベントである「ぴあデビューレビュー」とコラボしての2公演、ファンにとっても嬉しいライブとなったのではないだろうか。
 気になるライブ内容として特筆すべきは、普通のライブではなく、演出に趣向を凝らした2部構成となっていたことだ。
 1部は「ストーリーライブ」として、朗読と歌唱で構成された。現役高校生である本人に最も近いであろう「学校」を舞台として、学生のリアルな気持ちをキャストが朗読し、ストーリーに沿った楽曲を本人が歌唱。朗読があることで、本人が作る楽曲を伝える説得力もさらに増し、たとえ事前に楽曲を知らなかったとしても十分に楽しめる内容だった。
 2部は通常のライブで、観客も一緒にクラップする姿が多く見受けられた。1時間半ほどの丁度良い長さで全13曲を披露し、温かい歓声と拍手の中でライブは幕を閉じた。
 この好状況の中、着うたチャートも上昇している。SEGA ニンテンドーDS用ソフト「ファンタシースターZERO」主題歌となっている未発表曲「負けないココロ」が、セガカラMelody♪にて1位(10月17日付)を獲得した。
 10月は魔法のiらんどTVケータイドラマ「Re:涙雨、」、11月は映画「秋深き」公開、12月は前出の「ファンタシースターZERO」発売と、奥村初音の楽曲に触れる機会は今後増えて行く。若干18歳のシンガーソングライター、奥村初音がこの後どのように進化して行くのか楽しみでならない。
奥村初音オフィシャルサイト
http://okumurahatsune.jp/