NTTドコモとエイベックスは9月30日、携帯電話を活用した映像配信ビジネスの合併会社「エイベックス通信放送」を設立すると発表した。会長にはエイベックス社長松浦勝人氏が就任する。今後拡大が期待されるモバイル動画コンテンツ市場において、既存メディアとは異なる視聴スタイルを確立することで競争を優位に進める。


 新たに設立される合併会社はモバイルコンテンツにおける、テレビや映画などの既存の映像メディアとは異なる視聴スタイルを想定している。企画・脚本・編集・カメラワークなどにおいて「携帯電話の小さな画面で鑑賞する」ことを最大限考慮したコンテンツ作りを手掛ける。ドコモはアーティスト、コンテンツ力で優位に立つエイベックスと連携を強めることで、コンテンツ力を強化し、携帯電話加入者数の増加につなげたい考え。
 エイベックスはこれに伴い携帯電話上の新テレビ局「Personal Entertainment Collector(愛称・BeeTV)」を2009年3月に設立する。配信コンテンツは同社の代表アーティスト、浜崎あゆみ、EXILEなどの音楽系オリジナル・コンテンツの制作を中心的に行い、フジテレビや、オズ、ロボットなどの番組制作会社と連携を強めて映像コンテンツの強化を図る。
 2010年には売上高29億2400万円(会員数78万人)を、2014年までに
売上高148億7300万円(会員数350万人)を目指す。