エレクトロポップユニット、BREMENが9月24日に待望のニューアルバム「Binaco Blanco」をリリースした。ロッテガム「SPASH」テレビCMソングで一躍全国区になった彼ら。約1年ぶりとなるニューアルバムはパワーポップとテクノをブレンドした独特のエレクトロニクサウンドが光る。

 BREMENは2004年に結成。沖縄出身のヴォーカル・エリーを中心に、北海道出身のシンセ兼ヴォーカルのコージロー、横浜出身のエンジニア兼DJのハイオカが両サイドを固める。テクノ、エレディスコ、ハウス、エレクトロニカの要素を融合したダンスチューンに、エリーのパワフルでいて繊細な歌声が魅力で、その人気は去年開催の夏フェス「サマソニ」を口火に一機に拍車をかけた。

 なんといっても彼らを全国区に押し上げたのはロッテの「SPASH」。俳優佐藤隆太が出演したテレビCMだ。彼らの真骨頂ともいえるダンスポップミュージックはテレビCMソングとして視聴者に届けられ一躍話題を集めることとなった。

 楽曲といえば「クラブミュージック+(ロックorポップスor邦楽or洋楽)=BREMEN」といった数式が当てはまる。3人はテクノ、エレディスコ、ハウス、エレクトロニカといったクラブミュージックに精通するが、それを支えるジャンルは実に多種多様。邦楽洋楽に問わずロック、ポップス、民謡までをもエッセンスに取り入れ、究極は融合しつつもそのいずれかのジャンルははっきりとした形で両立されている。しかも複雑設計ながらも爽やか。そこに魅力を感じるのだ。

 今作もその醍醐味であるポップテクノにロック・ポップスの融合を軸として誰もが聞いて楽しめる1枚となっている。仲間内からこんな声が挙がっている。

 クボタマサヒコ (BEAT CRUSADERS / kuh) 「一聴、ダンスミュージック然と配置された四つ打ちのキック。しかし、そのスキマからはプリミティブな高揚感と電気じかけの憂いがポリリズムとなって溢れてくる。それはまるで「半分人間だもの」なブレードランナーのレプリカントのごとく切なくて強い。そう、こんどのBREMENは驚くほど有機的だ」

 アッチュ(ニルギリス) 「ナノ級に粒子の細かい90'sエレクトロ。ビッシバシに男らしいトラックがなっていてもなぜかファ~~ッと爽やかに聞ける。シーブリーズMusic。それはボーカルのエリーちゃんの艶っぽくて、初恋みたいな声の仕業だね。。かっこ良かった。やるな ブレーメン」

 NAOTO(ORANGE RANGE/delofamilia)「やったー!ブレーメンだ!!わーいわい!!!」

 廣山哲史(RYUKYUDISKO) 「シャチネコ大フィーバー!! 個性の違う三人、ブレーメン流テクノポップ!!」

 廣山陽介(RYUKYUDISKO) 「ハイオカ、コージロー、エリー、ニューアルバム完成おめでとう!! 昔みたいに沖縄でまた共演したいですね」

 iTunesでの先行配信ではリード曲ではないものの3位に食い込んで見せた。ニューウェーブ、ディスコ、ポストロックなど、各時代のフックをポップに凝縮した、BREMENサウンドは受け入れられた形だ。一気に盛り上がった2008年は次の最重要アーティストとしての呼び名が高い彼らに注目だ。