4人組ロックバンド、RAVE(レイヴ)が7月23日にセカンドアルバム「OH!デッドボール」をリリースした。RAVEとって約2年ぶりのアルバム。幾多の挫折を乗り越え目覚めた彼らが送る、蒼き閃光がほと走る傑作のニューアルバムだ。


 2006年9月にファーストアルバム「僕のアパートに彗星がおちた日」をリリースしたRAVE。アルバムの好評を受けて、その後渋谷クラブクアトロワンマンライブを敢行し、bayfmでのレギュラー番組もスタート。一見順風満帆に見えた彼らの活動だが苦悩はここからはじまった…。
 自らのこれまでを集大成させるべく創作活動をスタートさせた。しかし理想と現実のギャップに苦しむ日々がメンバーを襲う。ボーカル藤田は長年同棲していた彼女にフラれ、挙句の果てには家を追い出され住む場所も絶たれた。しばらくはホームレス状態に陥り路頭に迷う。それでも音楽に対する情熱は失わずに創作活動を続けた。本作はその時期に生まれた曲を中心に構成されている。
 ベース品治も将来の不安を抱え就職とバンド活動の選択で葛藤する。不安を打ち消すようにマラソンに没頭。脱出のきっかけを得ようと昭和記念公園マラソンに出場するも参加者300人中245位に終わる。
 そんな挫折の日々を繰り返しメンタルを強化させていった彼らがついにセカンドアルバム「Oh! デッドボール」を完成させた。リアルドリーミングロックサウンドの王道ともいえる出来は激フレッシュで胸キュンセンチメンタル。40曲近い制作曲の中から厳選された14曲には、それぞれにRAVEの魂が宿っている。
 ジャケット写真はボーカル藤田竜史が苦渋に満ちたボクサーを熱演。関係者も「ここからRAVEのネクストレボリューションがはじまる」と意気込んでいる。同じ事務所に所属する舌系A&R窓際族徹は「良質なポップ・エッセンスを死に物狂いでメンバーが詰め込んで完成した本作品は音楽のジャンルにあまり執着しないJ-POPリスナーから、80年代のU2やprefab sprout,Trashcan Sinatrasを通過した世代、そしてTeenage FanclubやDeath Cab For Cutieを好んで聴くオルタナ好きの若いリスナーまで幅広い層に届き、響く作品に違いない」と絶賛している。
 痛みに耐えた22カ月。ようやく立ち上がった彼らのドリーミーでいてメランコリーな美メロを奏でる超感動アルバムをぜひ燃え尽きるまで聴いてほしい!