音楽チャンネル、MUSIC ON! TV(http://www.m-on.jp/)が音楽チャンネルならではの視点でオススメする映画「M-ON! MOVIE RECOMMEND(エムオン ムービー リコメンド)」を22日から放送している。今回はポール・トーマス・アンダーソンの最新作で、アカデミー賞受賞作品『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』にスポットを当てている。


【M-ON! MOVIE RECOMMEND】
放送期間 4月22日(火)―5月6日(火)
『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
<あらすじ>
 石油──それは、欲望という名の《黒き血》…。
 アメリカン・ドリームの闇をえぐる、鮮烈なる大河ドラマ、誕生!
 21世紀の《今》を代表する映画監督ポール・トーマス・アンダーソン──その最新作が、生まれた瞬間に『市民ケーン』『ジャイアンツ』と並ぶ《古典的名作》として大絶賛を浴び、各映画賞を次々と制覇している。
 この奇跡の大河ドラマは、20世紀初頭のカリフォルニアを舞台に、しがない鉱山労働者(ダニエル・デイ=ルイス)が石油採掘によって富と権力を手に入れていく姿を描き出す。
 だが、これは正統なアメリカン・ドリームの物語ではない。
 むしろ、アメリカン・ドリームを衝き動かしてきた闇の力─《欲望》を、冷徹なまでの誠実さで赤裸々に描ききった魂の叙事詩である。
 大地から噴き出す石油は、まるで欲望という名の血のように主人公の魂を毒していく。
 彼の危険なまでの自立精神は、強欲、誘惑、腐敗、欺瞞といったあらゆる悪徳を糧にして、人との共存が不可能なモンスターへと化していく。
 血塗られた破滅の予感を、密かに漂わせながら…。
 「彼抜きではこの映画は成立しない」というアンダーソン監督の念願が叶い、アカデミー俳優ダニエル・デイ=ルイスが主演を快諾。ダークなユーモアと戦慄の狂気を揺れ動く渾身の演技は、映画界にセンセーションを巻き起こしている。
 共演は『リトル・ミス・サンシャイン』の悩み多きティーンエイジャー役で注目を集めたポール・ダノ。若くしてカリスマ的な影響力を持つ神父を演じている。
 また、革新的音楽グループ、レディオヘッドのギタリストであるジョニー・グリーンウッドが音楽を手がけ、意外性に満ちたアプローチで作品全編を支配する不吉な予感を増殖させている。
 原題:There Will Be Blood
 監督・脚本:ポール・トーマス・アンダーソン
 製作総指揮:スコット・ルーディン、エリック・シュローサー、デビッド・ウィリアムズ
 製作:ポール・トーマス・アンダーソン、ダニエル・ルピ、ジョアン・セラー
 原作:アプトン・シンクレア
 撮影:ロバート・エルスウィット
 音楽:ジョニー・グリーンウッド
 美術:ジャック・フィスク
 2007年アメリカ映画/2時間38分
 配給:ディズニー
 2008年4月26日(土)よりシャンテ シネほか全国にて順次公開
 <オフィシャルサイト> http://www.movies.co.jp/therewillbeblood/